プラスに入社したのは今からちょうど10年前。。。
自動車の営業職から転職した私は、電気工事に関しては全くの未経験でした
初めてお客様の屋根に上がった時は、生まれたての小鹿のように足ががくがく震え、恐怖で動けなくなったことを今でも忘れません。。。工事部の中尾です
今回の淡路島の現場は、屋上に機器を取り付けるため、1Fにある分電盤から電源を取る必要があり、屋上から1Fまで配線を通さなければなりませんでした
一般的な2,3Fの住宅であれば長い梯子を壁にかけて配線作業をすることができますが、この高さになるとそうはいきません
そこで今回は屋上から1Fまで通じる【パイプスペース】を利用して配線を通しました
【パイプスペース】とは名前の通り【配管】(パイプ)を通すスペースを意味します
今回、3F部分が解体され、ガラリと空いていたので、このようにパイプスペースが剥き出しになっていますが、通常は内装で隠れているため目にすることはありません
この穴は1Fまでずっと続いているので、ここに配線を落とし込み1Fの分電盤にあるブレーカーへ接続します
足を踏み外すと真っ逆さまです室内への配線が完了したら次は屋上へ
現在、ソーラーパネルを設置するための架台にはたくさんの種類があり、陸屋根の場合、打ち込んだアンカーに固定する架台が多いですが、今回採用された架台は屋根に一切穴を開けない、、、【ただ置くだけ】でした
工事当日は、今季最大の冬将軍が到来しており、朝からかなりの強風が吹き荒れていました
最大瞬間風速は17mだったそうです風速が1m増すと体感温度が1℃下がるそうなので、相当な寒さでした
本当に【ただ置くだけ】でしたが安心してください強風にもしっかり対応できるよう設計されています
午前中は寒さと強風の為、順調にはいきませんでしたが、午後には少し風も収まり、協力業者様のお力もお借りし、無事予定通り1日で工事完了し、お客様に収めることが出来ました
再び発令された緊急事態宣言の中、我々の仕事はリモートワークが出来ず、直接お客様宅に伺うことが多い為、日々の体調管理が非常に大切になります。休業要請が出る中、日々現場に向かえることに感謝し、日々の体温測定、消毒を徹底し、引き続き業務に取り組んでいきたいと思います。