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株式会社プラス

一人の力

一人の力

建設業界は深刻な人手不足。2025年には労働人口が約90万人不足する。

というニュースを最近目にしました。

ここ数年求人募集で高等学校へ訪問しており、今年で3年目の年になります。進路担当の先生方から「建設業界の企業さんはどこも人手不足に悩んでおられます。」という話を聞いたことがあるため、建設業界の抱える人手不足の危機的状況を数字で見てしまうと改めて深刻さが伝わりました。

特に若年層が少なく、建設業へのイメージがあまり良くないらしいのです。あるサイトのアンケートで一般人100人へ建設業界へのイメージについて紹介されていました。

1位 肉体労働がキツそう

2位 上下関係が厳しそう

3位 ブラック労働

なのだそうです。んー。なるほど。

人手不足なのに需要は高まっているという現状だと、このイメージはどんどん加速していく予感!

僕自身、ここ数年建設業界の人手不足と向き合ったことで、”人のありがたみ”を今までとは違った側面から捉えるキッカケとなりました。若い人たちが抱く建設業界全体のイメージ向上に個人的にできることはゼロじゃないはず。小さい会社だからこそ一人一人の意見が尊重される環境があることは他社に誇れるプラスのいい文化と言えます。「タテ社会」は建設業界という枠だけではなく日本そのものが持つ特徴としていまでも根強いと感じますが、プラスでは「ヨコの教えあい」という環境がだんだんと育まれているので、縦と横でいずれ業界全体の傷をかばうかもしれない。という気持ちでその文化を守っていきたいと思います。

1人の力は思っているよりも大きいです。単純な労働力としてではなく、1人の人間の力はイメージよりずっと尊いものだと最近改めて気が付きました。

7月26日「電気工事士は職人さん?」より引用

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