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株式会社プラス

ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。

ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。

こんにちは。工事部の今井です。
ふと気付いたら会社の前にある公園の桜が綺麗に咲いていました。
まん延防止等重点措置も終了しましたし、段々と収束に向かっている様な気はします。
2年前までの春みたく、今年は花見の方が多く訪れるでしょうか。
コロナ禍を経験するまで、パンデミックという言葉自体を小説や映画の中だけのこと考えていたので、
自分ごととして捉えたことはありませんでしたし、
まさか実際に遭遇するなんて思いもしませんでした。
良いか悪いかは置いとくとしても
このコロナ感染症によって今までの”普通”の日常は奪われてしまいました。
さて、今回紹介するのは
「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」 著:幡野広志 全210頁
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この著者は34歳の時に突然がんと診断されます。余命3年を宣告され
これまでの日常はこれをきっかけにガラッと環境が変わってしまいす。
そして過酷な闘病生活を送る中、ブログでがん告知をしたところ、
その内容をきっかけに多くの人からメッセージが送られてくるようになります。
幡野さんはがん患者であるため、それは「誰にも言えない悩みを持つ人」と悩みの質が共通するというのです。
その人たちの話を聞きながら、”人々の悩み”への対処法や特効薬のような物を探したいと思ったと書かれていました。
また、この本の中では親子関係についてのエピソードが多くあります。幡野さん自身の親子関係も良くなかったそうなので、その分ご自身の息子さんには良い父親でありたいという想いがあるそうです。なので、教育に関する学びにもなるという印象を受けました。
その他にも、一般的には良くないとされることについても本当にそうだろうか?と疑問を投げかけていたりするため、価値観が広がる内容になっていると思うので興味を持った方はぜひ読んでみてください。