loader image

株式会社プラス

ふるさと②

ふるさと②

こんにちは。
業務部の武田です。
3月ももう後半。
少しずつ暖かくなり、日中は暑いと感じる日も出てくるようになりましたね花見(さくら)
桜もそろそろ咲き始めるのではないでしょうか。
コロナ禍で桜の季節を迎えるのは3回目となり、
今年も落ち着いてお花見が出来ないのは残念ですが、
通りすがりに満開の桜を眺めるだけでも風情を感じられますね。
さて、前回のブログでは、和歌山県田辺市の偉人の一人である
「武蔵坊弁慶」をご紹介させていただきました。
今回は、3人のうち残りの2人をご紹介したいと思います。
まずは、南方熊楠さんです。
熊楠さんは、明治~昭和時代にかけて活躍された世界的な研究者です。
博物学者、民俗学者、さらには植物学者でもある熊楠さんは、
「粘菌」と呼ばれるアメーバのような生き物の研究に力を注いでいました。
現在は「変形菌」と呼ばれているそうです。
写真で粘菌を初めて見た時、
こんな生き物が存在するのかと驚いた記憶があります。
名前に「菌」とつきますが、細菌類でも菌類でもない、
ふしぎな生き物です。
もう一人は、合気道の創始者として知られる植芝盛平さんです。
幼少期から武道を極め独自の武術を習得し、
昭和17年に「合気道」と名付け世界中に広めたそうです。
合気道という武道は昔から存在するものだと思っていましたが、
そうではなく、昭和初期に生まれた武道であることを知ったときは衝撃でした。
そして合気道は、敵と戦うための武術ではなく、
人と比べず己の心身を鍛えるための武術とのこと。
今回合気道のことを調べ、「戦い」というものは
誰かと争ったり相手を傷つけたりするものではなく、
自分の弱さと戦い、己を強くするためだけのものであってほしいと
改めて強く想いました。
自分の出身地について、大人になってから調べてみると
色々な発見があり面白いです。
皆さんも機会があれば、ぜひ調べてみてください^^
                          武田