この時期になると毎年、目にするのが
阪神淡路大震災や東日本大震災の追悼のニュースです。
阪神淡路大震災は先月の17日で27年
東日本大震災は来月の11日で11年となります。
阪神淡路大震災に関しては
私自身、生まれて初めての大きな地震を経験したこともあり
当時10歳でしたが、地震の瞬間は今でもはっきりと覚えています。
私が住んでいた大阪では、それほど被害は大きくありませんでしたが
そんな私でも、何年経っても記憶から消えることはないので
被災された方のことを想うと、想像を絶するものがあります。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに
被災された皆様、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
地震だけではなく自然災害が起きると、二次的な被害となりうるのが
電気・水道・ガスといったライフラインが途切れてしまうことで
ここ数年は、台風などの異常気象の影響もあり
世の中の災害対策に対しての関心は深まってきました。
その対策の一つが、蓄電池ですね。
停電になった時に蓄電池に貯まっている電気を使ったり
太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めることもできます。
蓄電池を設置することで、電気代が安くなるといった経済効果もありますが
やはり一番の魅力は、先述の非常時にあると思っています。
そういった出番がないことに越したことはないのですが、、、
少し前の話ですが、蓄電池の点検にお伺いしたお宅で
「何日間か停電したことがあったけど、蓄電池のおかげで夜も電気が使えて本当に助かった」
そんな言葉をかけて頂いたことがあります。
私がそのお客様に蓄電池を販売したわけでも、設置工事に関わったわけではありませんが、
その言葉は本当に嬉しかったです。
蓄電池の良さは、電化製品が使えることの便利さにあると思っていましたが
明かりのある生活がどれほど人の心を安心させるか、、、
そのことの方が、よっぽど重要なことなのだと教えられた気がしました。
そして自分たちの仕事は
そういった人の助けとなり、役に立てているのだなと実感できる瞬間でもありました。
これからも技術は進歩していき、今以上に人々の暮らしは豊かになってくるでしょう。
そういったことに関わりを持てるこの仕事を誇りに想い、
日々精進して参ります。
代表取締役 前場 智輝