ようやく連日の大雨もおさまり、また夏らしさが返ってきましたね。
夏の全国高校野球大会は、雨天で試合が出来ない日が続き
順延となった回数は過去最多とのことです。
今月の31日にはプロ野球の阪神戦が甲子園で控えているため
何としてもそれまでには終わらせなければならないという条件の中
今大会は、何とか間に合いましたが
近年の異常気象を考えると、毎年同じような状況になる可能性があるため
何か対策を講じたり、ルールや仕組みを変えていく必要がありますね。
もう1つ気になったのが、雨で試合が途中で中止となった場合です。
今のルールではノーゲームとなり
それまでの試合は一旦白紙で、別日にまた1回から再試合を行うことになります。
勝っていたチームからすれば、不公平な感じがすると思うのですが…
それから、高校野球の大会ではピッチャーの投球数に
1週間で500球という球数制限が設けられているのですが
途中で中止となり白紙になった試合の投球数も引き継がれるため
500球の球数制限を受けやすくなってしまいます。
そのことを考えても
ノーゲームではなく、継続試合として前の試合の続きから再開する方が合理的ですよね。
このルール変更については、今大会後に検討されるようです。
もっと合理的に考えれば、ドーム球場で行えば解決することかもしれませんが
甲子園というものの伝統や選手たちの憧れもあれば
天候をも味方にして
逆転劇を繰り広げられるというドラマがあるのも甲子園の魅力の1つでもあるので
合理性だけでは答えを出すことは出来ませんね。
それは、会社経営も同じことが言えるなと感じます。
無駄を減らし、効率を良くしていくことは大切ですが
そこに多くの人(感情)が関わっている以上、合理的な考えだけでは組織や会社を維持していくことは出来ません。
そんなことは当たり前のことだと思われるかもしれませんが
それぞれの均衡を保ちベストな選択や決断をしていくのは
本当に難しく、勇気のいることだと感じています。
だからこそ、誰よりも学び、誰よりも努力し、誰よりも汗をかくことが
リーダーには必要なのでしょうね。
そのことを念頭に置き
高校球児のように真っ直ぐ目標に向かっていきたいと思います。
少し長くなってしまったので、そろそろこの辺で・・・
代表取締役 前場 智輝