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株式会社プラス

モチベーション

モチベーション

9月半ばになっても相変わらずの暑さが続いていますね。

夏の期間が延びれば冬の始まりも遅れるかというとそうではないと思うので、

秋らしさを感じれる期間は年々短くなっていくのかもしれませんね。

弊社は工事だけでなくメンテナンスの仕事をしていることもあり、

他社が設置工事をしたお客様宅に機器の調査にお伺いすることがよくあります。

職業柄、他社がどんな工事をしているのか気になって機器の調査に関係のないところまで観察したりするのですが、美観に拘って工夫された工事だなと感じたり見えないところまで丁寧に仕上げているなと感じるものもあれば、

とりあえず設置しましたというような手抜きと捉えられてもおかしくない工事をしているものも見かけます。

今は問題なかったとしても後々、機器に不具合が生じたときに施工不良が原因となって手抜き工事が露見していくケースが多いのも事実です。

それがただの手抜きなのか、価値観やセンス、知識や経験不足、価格の問題なのかはわかりませんが、元請様やエンドユーザー様にとっては施工不良に変わりないですからね。

ただ、人によってはその時の気分や体調によって大きくクオリティーが変わることもあって、普段はきっちりしていても自分に甘さがでた時はつい手を抜いてしまうなんてこともあると思うんですけど、そのたまにがこれまで積み上げてきた信用を落とすことにもなりかねないわけだから、プラスも施工水準を落とさないように常に目を光らせておかなければなりませんね。

モチベーションを維持することは簡単ではないですが、

工事に携わるときに私が心掛けていることは、誰に見られても恥ずかしくない施工かどうかということです。

この「誰に」は当然、同業者も含まれているわけですが、

この考え方だとペルソナをどのレベルに設定するかで基準は変わってくるんですけど、

私は自分自身を想定していて、仮に自分が他人として見た時にどう感じるかを想像しながらいつも作業しています。

曲がりなりにも20年この仕事に携わってきたわけだから、そこそこレベルの高い監督役ではないかなと思っています。

常に120点を出し続けることは無理でも、これを実践していれば、自分の中での及第点は出し続けられるし「誰に見られても恥ずかしくない施工」にニアリーイコールではないかなと。

手を抜かないように、昔は自分の家を工事していると思って作業するようにしていましたが、

年齢を重ねるごとに自分の家は適当でいいという感じになってきたので、今はその方法が使えなくなり先述の考えにシフトしていきました。

私のように年齢によって変わることもあるし、人によって考え方は様々だと思いますが、

モチベーションを維持して仕事に向き合っていくためには、なにか自分を律する方法を

自分の中で持っておくことは必要だし、それがある人なのか無い人なのか周りにも伝わるものですね。

代表取締役  前場 智輝