皆さん、一度に電気をたくさん使いすぎて、お家のブレーカーが落ちた経験はありませんか?
私の実家は建築当時の古いブレーカーが付いていて、容量も少なく、ブレーカーの数が少なく偏った接続のせいで、電子レンジとオーブントースターを一緒につけると必ずブレーカーが落ちてしまいます。
よっぽど古いお家でなければ、規模に合わせた容量の選定、使用頻度に応じてきちんと振り分けられているので、使い過ぎによるブレーカーの遮断は、ほとんどなくなっています。
ブレーカーは、決められた容量を超える電気が流れた時、安全の為に電路を遮断する装置です。
お家の分電盤の中には、大きなブレーカーと小さなブレーカーがたくさん並んでいると思います。
それぞれのブレーカーには使用できる電気の容量が記載されており、その容量を超えると安全の為にブレーカーが落ち、電路を遮断する働きになっています。万が一このブレーカーが機能しなかった場合、接続されている電線の許容電流量をオーバーしてしまい、電線が焼けてしまったり、断線してしまう危険があります。
またメインブレーカーには漏電遮断機能を持ったものが一般的に取り付けられています。
お家の中のどこかで漏電があった場合は、瞬時に検知し、感電などの危険を防ぐ為に電路を遮断する機能も持っています。
このようにブレーカーは、私たちの日常生活で安全に電気を使用するために必要不可欠な存在になっています。
そんなブレーカーがたくさん詰まった分電盤ですが、使用期限があり10年から15年とされていることをご存知でしたでしょうか?
お家を建てられて数十年、使用期限を超えた分電盤をそのまま使っているお家がほとんどではないでしょうか。
実は私の実家も数十年物の鉄製分電盤が付いています。笑
南海トラフなど様々な災害が危惧される中、いざと言う時にブレーカーが正常に作動せず電気が使えなくなったり、最悪の場合火災の原因になることもある為、古い分電盤がついているようでしたら、不具合が起きる前に是非交換を検討されてはいかがでしょうか。
プラスでは分電盤交換などの電気工事も承っております。
私も今度実家の分電盤を交換してあげたいと思います。