こんにちは工事部の今井です。
最近厳しい暑さが続いていますね。
エアコンの効いた部屋から外へ出た際
顔をしかめるほどの暑さで外出をやめようかと考えてしまうほどです。
暑さ厳しい季節は「空調服」が手放せなくなりました。
空調服とは扇風機付きの上着のようなものです。
今ではすっかり馴染んでいますが
僕が入社した当初、太陽光パネルの設置業者さんが着ているのを見て
「これ本当に意味あるのかなぁ?」と疑心暗鬼だったことを覚えています。
今では1日の作業終わりに空調服のバッテリー充電をするのがルーティンとなっており
なくてはならない存在になっています。
さて、今回は弊社「株式会社プラス」の前場社長を紹介させていただきます。
入社間もなくメンテナンス業務を一人で行っている際
どうしてもわからないことがあったときによく社長へ電話で確認していました。
その都度的確に状況を把握し指示をくださるのですが
電話越しで実際に見ている訳でもないのに状況を理解されているのが不思議に思っていました。
ある日、現場に行く前は配線ルート等をイメージすると仰っていたので
イメージする癖がついているから状況判断や処理が早いということに気がつき
僕も真似出来るようイメージする癖をつけています。
また、他の業者さんから
「大阪で一番の電気屋や。」
と言っていただいており、それを聞いた時は
そんな方に教えていただいていることを嬉しく思いました。
社長の背中を見て作業を覚えれば間違いは無いと確信しています。
作業のことだけでなく、職場環境の改善にも動いてくださっており
最近では古い空調服からバッテリー容量が増したハイスペックな空調服に新調していただきました。
そんな前場社長に数年前に進めていただいた本を紹介します。
カラスの親指 著:道尾秀介 全424頁
ミステリー小説です。主人公は中年の詐欺師二人とひょんなことから出会った少女とその姉、姉の彼氏の3人で繰り広げる物語。
ストーリーが進むにつれ明かされていくそれぞれの過去と大きなトラウマがこのミステリーの鍵になります。
後半のまさかの展開になり、予想もしない結末にたどり着きます。序盤で張り巡らされた伏線が回収されていき、あれってそういうことだったのか。と思わず読み返したくなります。「カラスの親指」というタイトルの持つ意味にも感心させられます。種明かしもわかりやすく、とても読みやすい本でした。